出納帳とは
出納帳とは、企業や個人事業者が、事業において発生した入金や出金などを記した帳簿のことをいいます。
出納帳には、現金の出し入れを記録した現金出納帳の他に、銀行等の預金の出し入れを記録した預金出納帳、掛け売りした記録を記した売掛帳、買掛金を記録した買掛帳などがあります。
例えば現金出納帳は、前述のように日々の現金の入金・出金を発生順に記録するための帳簿です。
現金出納帳を作成することによって、いつ、どこから、どのようなお金が、いくら入ってきたのか、あるいは、いつ、どのような目的で、現金がいくら遣われたのか、ということが明確になります。商売は最終的にはお金がいくら入って、いくら出ていったかに掛かっています。従って、その記録は大変重要であると同時に、最も基本的とも言えます。
そういうことからも、現金出納帳を付けることは、商売をする上では絶対に必要なことと言えます。